今は取り壊してしまった、ご家族との大切な思い出が詰まったお家。
そんな思い出のお家の一部(古材)を組み込んだ「お家のかたちの仏壇」の
特注制作をご依頼頂きました。リビングにも馴染むデザインです(^^)
お預かりしたのは、写真のような2つの杉の古材でした。
磨き上げると、綺麗な表面が出てきます。これらは仏壇の背板・敷板として組み込みます。
お家のフレーム素材は、いくつか提案させて頂いた木種から、リビングに馴染みそうな
ホワイトオークをお選びいただき、製作しました。
ずっと長くおいて頂けるように、突合せの接着だけでなく、
「くさび」(フレームに組み込まれた黒色のスリット形状のもの)で強度UPしています。
ホワイトオークのフレームへ、古材の杉の板を組み込み、形の完成です。
正方形の小さい板は、骨壺の敷板として使われるため、固定せずに置いています。
最後にオイルで仕上げることで、ググっと木目が引き立ち、美しい表情が生まれます。
古材が良い味わいを出していますね(*^^*)
ご両親が新居へお引越ししましたと、写真を送ってくださいました。
ほっこりとする温かみを感じますね(*^^*)