ごあいさつ
木のおもちゃ作家
小田切 祐佳
Yuka Odagiri
創造⼒をもって⼈を笑顔にしたい。それが、私の根源にあります。
なぜ笑顔にこだわるのか。それは、幼いころからシャイで怖がりだった私自身が、何度も家族や周りの笑顔に安心し、救われてきたからです。
また、⼦供の頃から、⾃分の空想の世界を考えるのが好きで、何かを「⽣み出すこと」にも強い興味がありました。年を重ね成⻑しても、⾃分の中にワクワクするような漠然としたイメージがあり、表現したいという想いはずっと頭の⽚隅にありました。
理系が得意だったこともあり、⼤学では機械を学び、その後は⽣産設備メーカーに就職して機械設計の仕事を務めました。なぜ設計かというと、2つ理由があります。1つは、設計は⽣み出す仕事だと思ったからです。考えたものが形になり動くという事にワクワクするものを感じていました。
そして、もう⼀つは機械設計の技術を学んだその先に、もっと⼼が動くようなワクワクするものが表現できるのではないかと考えたからです。
そのワクワクが作品を通して皆さんへ伝わり笑顔が広がったら、こんなに幸せなことはないなと感じています。
経歴
1987年 東京都世田谷区生まれ
2009年 武蔵工業大学 機械システム工学科 卒業 (現在は東京都市大学)
2009年 愛知県小牧市の生産設備メーカーにて約7年半、機械設計の仕事を行う
2014年 玩具製作を始める
2015年 愛知県小牧市にある木工房・遊木香で約2年間木工を学ぶ
2016年 山梨クラフトフェアへ初出店
2017年 開業
2017年 東京都台東区へ工房を構える
2017年 作品「クランクシャフトとペグ遊び汽車」の実用新案取得
2019年 作品「カム遊び」の特許取得
2019年 イベント出店活動を開始
コンセプト
「⼈々の笑顔が広がれば、平和でやさしい世界になるんじゃないか?」
それは揺るぎなく私の信念として⼼の中⼼にあります。
私が作品を創ることは、笑顔を創ることと同じなのです。
頭の中に広がるワクワクするイメージを、機械エンジニア技術を活かして形にする。
⼿にとると、思わぬ遊び心を発見したり、ときには心を持ったかのように動いたり。
なんだか楽しくなる。うれしくなる。笑顔になる。
そんな風に、私の創造で⼈々を笑顔でワクワクさせたい──。
木 × 創造 = 笑顔
手をかければかけるほど変化する木の表情。
⼒強い木目模様、やさしい木目模様、いろんな⾊の木肌、
さらに同じ⽊種でもみんな違う顔をした個性豊かな木──。
木という素材は、⼈を楽しませたり、癒したり、⼈の⼼を動かしてくれるのです。
工房概要
名 称(屋号) | SmiPle (スマイプル) |
代 表 | 木のおもちゃ作家 小田切 祐佳 |
所在地 | 〒111-0031 東京都台東区千束4-27-3 Ti TREE 352 |
電話番号 | 03-5849-4737 ※出展や作業の関係で繋がらない可能性もありますので、お問合せは極力お問合せフォームからお願いいたします。 |
展開ブランド | SmiPle (スマイプル) 、aliws (アリウス) |
活動内容 | 木工作品制作&販売、オーダー制作、ワークショップ、プロダクトデザインサポートなど |
個展・催事出展実績 | ギャラリー銀座、浅草合羽橋道具街Space Soil、大丸梅田店、松坂屋名古屋店、丸善丸の内、東急百貨店渋谷本店など |
パテント実績 | 2017年:実用新案取得「からくり知育汽車」 2018年:特許取得「カム遊び知育玩具」 2018年:商標登録「SmiPle」 2021年:部分意匠取得「知恵の輪」 2022年:商標登録出願中「かちゃ」 |
資 格 | 木育インストラクター |
小田切祐佳は以下のSDGsへ繋がる具体的な取り組みを意識しして活動しております。
2015年に国連で採択された、持続可能な開発目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」は、豊かで活力ある未来をつくるため17の目標・169のターゲットを定め、2030年までの達成を目指す世界規模の取り組みです。
■ 量産(少量生産)について:
精神的に障害を持った方をサポートしている施設に、製作を業務委託しています。また、必要に応じて技術指導も行っています。
■ 木材について:
おもちゃに使う木材に、捨てられてしまうような建築端材を積極的に活用しています。天然資源の端材利用により、森林減少させずに、廃棄物の発生を減らす取組みへ、繋がります。